運輸事業振興助成金を活用した利用促進の取り組み①

交通環境学習

県、バス協会、事業者の3者による連携事業として県内の小学校の児童に対し交通環境学習を実施しました。

(1)交通環境学習の目的

自動車依存の高い滋賀県において、県民の意識とライフスタイルをマイカー中心から公共交通を中心とした「エコ交通」への転換を図るために幼少期からバスへの親しみを持ってもらう取り組み(①~③)を通じてバス利用促進を図る。

  1. 幼少期から地域の公共交通に親しみを持ち、自発的な行動をとれる人間を育てる。
  2. 次世代を担う子どもたちに、公共交通に親しみを持ってもらうことを通して、地域の問題や環境問題に関心を持ってもらい、自発的に環境にやさしい交通行動を選択するきっかけを提供する。
  3. 今後中学生、高校生と成長していく中で、バスや電車を活用する機会が多くなることを踏まえ、その使い方を勉強してもらい、役立ててもらいたいとの考えをもとに実施することで、学校教育においては地域社会の仕組みを学ぶための、身近で親しみやすい実物教材になると考える。
(2)授業内容

【座学】各教室
・滋賀県ののりもの、貸切バスと乗合バスの違い、公共交通〇×クイズ、マナー
【乗車体験】グラウンド
・バス乗降の一連の流れを説明
<車いす>
・スロープ等の工夫説明および児童よる体験(乗降の様子を学ぶ)
<乗車体験>
<バス車両の観察>
<質問コーナー>

(3)授業の様子

今年度12月までに実施した小学校は34校で2年生、3年生を対象に2427名の児童に交通環境学習として上記の授業を実施した。

【10月以降の各小学校での交通環境学習の様子】

①10月11日(月)近江八幡市立馬淵小学校(2年生35名)
②10月15日(金)豊郷町立日栄小学校(2年生41名)
③10月26日(火)
 甲良町立甲良東小学校(2年生31名)
 甲良町立甲良西小学校(1,2年生54名)
④10月29日(金)大津市立仰木の里東小学校(2年生92名)
⑤11月 2日(火)草津市立老上西小学校(2年生122名)
⑥11月 5日(金)草津市立南笠小学校(2年生52名)
⑦11月 9日(火)栗東市立葉山東小学校(2年生92名)
⑧11月15日(月)草津市立渋川小学校(3年生87名)
⑨11月16日(火)
草津市立上田上小学校(1.2.4年生41名)
大津市立南郷小学校(2年生89名)
⑩11月22日(月)草津市立老上小学校(2年生120名)
⑪11月24日(水)高島市立新旭北小学校(4年生50名)
⑫11月24日(水)高島市立朽木東小学校(1,2年生15名)
⑬11月26日(金)大津市立瀬田南小学校(2年生129名)
⑭12月 6日(月)大津市立富士見小学校(2年生69名)
12月14日(火)草津第二小学校(2年生116名)
12月16日(木)草津市立草津小学校(2年生115名)