バスの利用促進の取り組み

(1)交通環境学習の取り組みへの参画

県、バス協会、事業者の3者による連携事業として、自動車依存の高い県民の意識とライフスタイルをマイカー中心から公共交通を中心とした「エコ交通」への転換を図ることを目的に、幼少期からバスへの親しみと理解を深めるため県内の小学校の児童に対し交通環境学習を実施いたしました。授業は座学を教室、乗車体験をグラウンドで行っています。

バスの乗り方教室等の実施状況(11月末時点)】

27の小学校の1年生から6年生を対象に1,749名の児童に対しバスの乗り方教室等を実施いたしました。

(2)日野町公共交通活性化「わたむき自動車プロジェクト」通勤実証実験及びカーフ リーデーの取り組みへの参画

リーデーの取り組みへの参画

朝の通勤時における道路の混雑解消、通勤、子供たちの通学や高齢者などの移動手段の確保など地域が抱える課題を解決するための取り組みが行われました。
実証実験は、9月1日~30日の内20日間、近江八幡駅をはじめ6つのバスルートを設け通勤バスを走らせ、ノーマーカーデーは9月22日に実施され公共交通の利用を呼びかけました。

(3)2022年度近江鉄道線活性化に取り組む皆さんの交流会」

近江鉄道沿線地域で活動する団体の交流会が19日、滋賀県東近江市で行われました。県などで組織する近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会が主催し、沿線自治会や観光協会、まちづくり協議会、商店街、商工会議所、三日月知事も含め近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会のメンバーなど総勢21団体41人が参加しました。
第1部では沿線地域で近江鉄道線活性化に取り組む各種団体の活動報告がなされ、「この団体なら連携して活動できるかも」「この取組ならうちでもできるかも」というようないろいろな話が聞けました。
また、第2部では他団体と交流しながら「連携することで実現できる取り組み」をテーマに意見交換を行いました。バス協会も参加し、積極的なアイデア出しや今後の連携を見据えた交流が実施でき、有意義なひと時となりました。